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年金が少ない原因は3つ|50代が今知るべき仕組み

「年金が思ったより少ない原因」を知っていますか?

実は、年金が想像より少なくなるのには、はっきりとした理由があります。

それは、私たちが年金を「積み立て方式」だと勘違いしていること。

今日は、知らないと損する年金の仕組みを、おかんに話すつもりでやさしくお伝えしますね。

今まだ50代で、受給はまだ先という方こそ、ぜひ知っておいてほしい内容です。

目次

年金が少ない原因は「積み立て」じゃない?満額から減る仕組み

多くの方が、こう思っていませんか?

「現役のうちに少しずつ積み立てて、老後にその貯金を取り崩すもの」——実はこれ、大きな誤解なんです。

年金は積み立てではなく、「満額があって、そこから払っていない月分だけ減額される」という計算方式なんです。

国民年金は、20歳から60歳までの40年間(480ヶ月)を全部払った人が、満額をもらえる仕組みです。

イメージとしては、貯金箱にコツコツ貯めるのではなく、「満点のテストから、欠席した分だけ点数が引かれる」ような感じですね。

年金の受給額はいくら?「満額83万円」に惑わされていませんか

年金の受給額はいくら?「満額83万円」に惑わされていませんかのイメージイラスト

ニュースでよく聞くのは、満額の金額ばかりです。

国民年金の満額は、2025年度で83万1,700円(およそ月6万9,000円)でした。

2026年度はさらに引き上げられています。

※金額は年度ごとに改定されます。最新の確定額は日本年金機構の公式サイトでご確認くださいね。

でも、この満額はあくまで「40年間フルで払った人」の金額なんです。

実際の平均受給額は、これより少なくなります。

目安として、国民年金の平均は男性で月5.9万円、女性で月5.5万円ほど(年度により変動します)。

頭の中には「月6万9,000円くらい」のイメージがあるのに、実際はもっと少ない

これが「年金が思ったより少ない」の正体なんですね。

年金が満額より少ない2つの原因|学生時代と昔の任意加入

年金が満額より少ない2つの原因|学生時代と昔の任意加入のイメージイラスト

では、なぜ満額より減ってしまうのでしょうか。

年金が少なくなる大きな理由が2つあります。

理由その1は、大学生時代(20〜22歳ごろ)の国民年金の未納です。

バイト代から払うのは難しく、免除していた方も多いはず。

追納していないと、年額で約4万円減る可能性があります

豆知識ですが、1年間払わないと、国民年金は月額約1,700円ずつ減っていきます。

理由その2は、昔の任意加入制度です。

実は1991年3月までは、学生の加入は任意でした。

当時払わなかった方は未納期間が長く、満額から10万円以上減ることもあるんです。

頭の中には「83万円」があるのに、実際は「71万円」だった——この差額が「思ったより少ない」と感じる原因なんですね。

ねんきん定期便は50歳から中身が変わる|見落とし注意

ねんきん定期便は50歳から中身が変わる|見落とし注意のイメージイラスト

年に1回、誕生月に届く「ねんきん定期便」。実はこれ、50歳を境に中身がガラッと変わるのをご存知ですか?

50歳未満の定期便は、「これまでの加入実績に応じた年金額」です。つまり、これ以上減らない金額なので安心してください。

ところが50歳以上になると、「60歳まで今の状態が続くと仮定した見込み額」に変わります

細かい字で注意書きがあるので、見落としやすいんです。

早期退職や役職定年による賃下げなどがあると、実際は見込みより減ってしまう可能性があります。

対策は、「ねんきんネット」を使うこと。

最新の情報にもとづいて、いつでも金額を確認できますよ。

使い方がわからない人は解説動画を見てくださいね。

年金が減る制度①:働くと受給額が減る「在職老齢年金」

年金が減る制度①:働くと受給額が減る「在職老齢年金」のイメージイラスト

実は、働きながら年金をもらうと、年金が減ってしまう制度があります。「在職老齢年金」といいます。

給料と厚生年金の合計が一定額を超えると、超えた分の半額がカットされる仕組みです。

この基準額は毎年度改定されており、2025年度は51万円でした。

よく言われる「50万円」はあくまで目安です。

※2026年度は「月65万円」に引き上げられています(詳しくはこちら

年金が止まる制度②:繰り上げ受給と失業手当は同時にもらえない

年金が止まる制度②:繰り上げ受給と失業手当は同時にもらえないのイメージイラスト

年金を早くもらう「繰り上げ受給」を選ぶ方がいますが、ここにも落とし穴があります。

実は、失業手当(雇用保険の基本手当)と特別支給の老齢厚生年金は、一緒には受け取れません。

年金のほうが支給停止されてしまうんです。

繰り上げによる減額に加えて、支給停止のダブルパンチ。これは怖いですよね。

そして一番注意してほしいのが、「繰り上げ受給は一生に一度、変更できない」ということ。

迷ったら、年金事務所や年金ダイヤルに相談してくださいね。

年金額の確認手続きはいつから?ねんきんネットで今すぐチェック

年金額の確認手続きはいつから?ねんきんネットで今すぐチェックのイメージイラスト

定期便を待つよりも、「ねんきんネット」で最新の見込み額を確認するのが確実です。

使い方が不安な方も大丈夫。ログイン方法や確認手順は、別記事や動画でくわしくご案内しています。

制度は毎年のように改定されます。金額はすべて「最新の日本年金機構の情報」を確認する習慣をつけましょうね。

使い方がわからない人は解説動画を見てくださいね。

まとめ|年金が少ない原因を知れば老後の計画が変わる

お金に関することは「知らないと損」ではなく、「知らないと、損していることにすら気づけない」のが本当に怖いところです。

  • 年金は積み立てではなく「減額方式
  • 定期便は50歳から「見込み額」に変わる
  • 知らない制度で年金が止まることもある

この3つを頭に入れておくだけで、老後の計画がぐっと現実的になります

ぜひ、ご家族やお友だちにも共有してくださいね。みんなでお金を守っていきましょう。

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